NPO法人 神奈川県障害者自立生活支援センター

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黒岩知事が研修を視察~(神奈川県委託)障害者理解促進事業 令和元年7月実施報告~

・株式会社セブン&アイ・ホールディングス
7月1日(月)アリオ橋本(相模原市)にて。

黒岩祐治神奈川県知事は、県議会と共同で策定した「ともに生きる社会かながわ憲章」の理念の普及に取り組む現場として、この日の障害者理解促進研修を視察しました。

従業員77名が参加。障害当事者が講師を務め、障害者に対する接客の基本やコミュニケーションの方法、障害の特性や場面に応じた配慮などの講義と、車いす利用者への介助等の実習を行いました。
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視覚障害者への接客対応実習では、2人1組となり、アイマスクを付けた相手に対して、指定された衣類の色や柄などを声だけで説明しました。黒岩知事も両目を隠し、ペアを組んだ女性従業員の説明に耳を傾けました。
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知事は、「目の見えない人に商品を説明するというのは難しい。障害者の立場でものを考えるという訓練が非常に重要だと感じた」と感想を述べました。

写真で見る!「黒岩日記」(神奈川県ホームページ) http://www.pref.kanagawa.jp/chiji/photolog/2019/201907011.html


・株式会社ファンケル
7月4日(木)ファンケル本社(横浜市)にて。

お客様はもちろん、一緒に働く障害のあるスタッフや街中で出会った時など、障害者と接する場面は様々です。そんな時、障害を正しく理解し、適切に接することができる人材を育成することで社会に貢献したい、というご希望に応えて、本年度、障害種別ごとに3回の研修を実施します。

第1回目は、障害全般と肢体不自由者についての講義と、車いす利用者への介助実習を行いました。終了後に「障害者の話を聞く機会がなかったので、当事者の実体験を聞くことができて、とてもよかった」などの感想をいただきました。
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・株式会社多摩オールフラッツ(川崎市多摩スポーツセンター指定管理者)
7月22日(月)多摩スポーツセンター(川崎市)にて。

施設の閉館日を利用し、本研修を行いました。
障害者の利用も多いことから、より良いサービスにつなげたいと、熱心に受講していただきました。

館内は、車いすで利用できる温水プールや更衣室など、バリアフリー設備が充実しています。スタッフの皆さんも、誰もが気持ちよく利用できるよう、日々努力されている様子が伝わってきました。

「障害者も身近な地域のスポーツセンターを気軽に利用したい」、そんな願いをかなえるために、他の施設でも、ぜひ本事業をご利用いただけましたらうれしく思います。
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